プログラミング学習のすすめ

2022-04-14

プログラミング未経験者・初心者の方で、プログラミングスキルを上げるメリット、上げたいけど何をしていいか分からない、どうすれば上達するのか?と考えている人向けの記事です。

そもそもなぜプログラミングを学習するのか?

プログラミングは基本スキル

IT エンジニアに必要なスキルとして、ITの基本的な知識やコニュニケーションスキルなど様々ありますが、 プログラミング知識・スキルは必要不可欠 です。
IT エンジニアだけではありません。IT システム開発に関わる全ての職種においてプログラミングスキルは全く無駄にはなりません。

  • プログラミングができる 開発リーダ は、システム設計の品質が高く、プログラマからの信頼も厚い
  • プログラミングができる 営業 は、ありえない金額で受注しない
  • プログラミングができる プロジェクトマネージャ は、優秀な開発者を正しく見極めることができ、人材集めや配置も的確

システム開発に関わる職種だけではありません。以下のような 企業の経営者もプログラマ出身者が多い です。

  • マイクロソフト創業者 ビル・ゲイツ
  • Googleの親会社アルファベットのCEO ラリー・ペイジ
  • Amazon創業者 ジェフ・ベゾス
  • Facebook創業者 マーク・ザッカーバーグ

などなど、挙げるとキリがないです。興味のある方は「プログラマ出身 起業家」あたりで検索してみてください。
「プログラミングは基本スキル」は言い過ぎでしょうか?

IT エンジニアの需要は高い

doda の 転職求人倍率レポート(2021年7月) によると、「IT・情報」業種の求人倍率は 6.82倍 で、もう何年も 全業種で最も高い求人倍率 になっています。
また、2018 年に経済産業省が発表した、いわゆる DXレポート において、 IT人材の不足 が問題視されています。
こういった需要の高まりの背景から、 IT エンジニアの平均年収は全業種の平均年収に比べて常に高い状態をキープしています。(参考: doda の調査結果

さらに言うと、 IT エンジニアは IT 企業からのみ求められる人材では無い です。
昨今、事業会社の システム開発の内製化 が進んできており、システム開発を IT 企業にアウトソースするのではなく、自社で開発する企業が増えてきています。
かつて IT エンジニアは特殊な専門職であったため、事業会社は IT エンジニアを正社員として自社で抱えることにリスクがありました。
しかし、もう何年も前からではありますが、事業会社であっても IT・インターネット無しではビジネスが成り立たない 状況となってきており、また、システム開発をアウトソースしていてはスピードが遅く 市場での競争で不利 になってしまうため、事業会社であっても IT 人材を自社で抱えてシステム開発を社内で行う流れになりました。

以上のことから「IT エンジニアって食いっぱぐれないの?」「IT エンジニアになりたいけど、IT 企業はイヤだな、、、」と思われる方でも安心してプログラミングスキルを身につけられますね。

何から始めればいいのか?

プログラミング学習に始めるのはいいのですが、何から始めればいいでしょうか。
まずは、 習得するプログラミング言語を 1 つ選ぶ ことから始めてください。

どのプログラミング言語がいいのか?

では、どのプログラミング言語から学習すればいいのでしょうか。
結論から言うと なんでも大丈夫 です。
理由は、 1 つ目のプログラミング言語の習得は敷居が高いですが、2 つ目以降は類似点も多く比較的簡単だから です。
とは言え、やはり慎重に選びたいですよね。ここでは、選ぶ基準について記載します。

需要から選ぶ

2021年8月4日の日経コンピュータの発表 によると「現在使っているプログラミング言語を3つまで挙げてもらったランキング」は以下の通りです。

  1. Python
  2. JavaScript
  3. C/C++
  4. Java
  5. C#
  6. VBA
  7. HTML/CSS
  8. VB.NET
  9. PHP
  10. Visual Basic
  11. COBOL
  12. アセンブリ言語
  13. Ruby
  14. TypeScript
  15. Perl
  16. Go
  17. R
  18. Kotlin
  19. Swift

上記だけ見てもなかなか判断に迷います。
なぜなら単に「現在使っているプログラミング言語」を挙げてもらったもので、新しいシステムも古いシステムも含まれています。
新しいシステムを開発する際の流行のプログラミング言語ではなく、古いシステムであってもメンテナンスのために流行の過ぎたプログラミング言語が使用されるからです。
上記のランキングは参考程度に 目的にあわせてプログラミング言語を選びましょう

目的から選ぶ

以下に目的別のおすすめプログラミング言語を記載します。(筆者の独断と偏見が少々入っています)

  • Web サイトを作りたい
    • 大企業で選ばれがち: Java
    • 中小企業で選ばれがち: PHP
    • ベンチャー、スタートアップで選ばれがち: Ruby
    • いずれにせよ必要: HTML/CSSJavaScript
  • スマホアプリを作りたい
    • iPhoneの場合: Swift
    • Androidの場合: Kotlin
  • データ分析スキルを習得したい
    • PythonR
  • 機械学習、ディープラーニング、AI系のスキルを習得したい
    • Python

それでも選べないよ、という方には Python をおすすめ します。
実は Python は Web サイトを作る際にも利用できる からです。
さすがにスマホアプリは作れませんが、もっとも万能なプログラミング言語といっても過言ではないでしょう。

プログラミング学習方法

学習するプログラミング言語も決まったし、よし!始めよう!!
といってもやはり何から手をつけていいか分からないと思います。
正直、ある程度 IT の知識がある方や プログラミング言語を 1 つ以上習得している方にとっては、 Web 検索だけで十分プログラミング言語を学習・習得することができます 。熟練者は本すら不要です。
なぜ初心者にはそれが出来ないのでしょうか?
それは そもそもWeb検索するための知識が無い からです。
Web検索を駆使して自力で学習を進められる段階までいくためには 誰かの助けが必要 です。

  • IT エンジニアの友達に教えてもらう
  • IT 企業に入社して社内研修を受ける
  • IT 系の専門学校・大学に入学する

上記のように様々な方法がありますが、いずれも難しいという方は プログラミングスクール を検討されてみてはいかがでしょうか?
初心者の方であっても、 Web 検索や本などでプログラミングを習得することは可能です。不可能ではありません。ただ、 圧倒的に時間がかかります
もちろん費用はかかりますが、 効率的にプログラミング学習を進めたい という方はプログラミングスクールも検討してみてください。
以降では、タイプ別にプログラミングスクールを紹介します。

レバテックカレッジ

レバテックカレッジ は、 新卒でITエンジニアになりたい大学生/大学院生のための就職活動サポートまである就活支援型プログラミングスクール です。
大学生/大学院生限定が故に他のプログラミングスクールに比べて安価 になっています。

就活まで支援するプログラミングスクールなら【レバテックカレッジ】

DMM WEBCAMP

DMM WEBCAMP は、 転職成功率98%、転職保証付きなどとにかく転職希望者におすすめ です。
未経験者のためのコースや就業両立コースなどもあり無理なく学習 できます。

未経験からIT業界へ転職なら【DMM WEBCAMP】

tech boost(テックブースト)

tech boost(テックブースト) は、転職はもちろんですが 副業やフリーランスになりたい方もターゲットにしているのが特徴 です。
現役エンジニアによるサポートやメンタリング などもあり挫折せず続けられます。

Aidemy Premium(アイデミープレミアム)

Aidemy Premium(アイデミープレミアム) は、 データサイエンティスト、AIエンジニアのコースに強み のあるプログライングスクールです。
データ分析、機械学習、ディープラーニング、AI のスキルを習得したい方は、 ほぼ Python 一択 と言っても過言ではありません。

【アイデミー】AIを学んで一発逆転のキャリアチェンジ!

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